【 サービス 】BLIND ATTENDANT
視覚障害者の多くは一人での外出、特に初めての場所や遠出に不安や困難を抱えており、外出を諦めてしまう事も少なくなく、視覚障害者の移動を支援する「点字ブロック」も、十分に機能しているとは言えない。また、自分ができる事・得意とする事で社会に貢献したいと思っても、活躍の場や働き先の選択肢が少ない状況にある。一方、鉄道事業会社は、障害者対応へのニーズが高まり対応を迫られているが、障害者への知識やスキルが十分ではなく、現在の「声かけ・サポート」運動の仕組みでは限界がある。
「2020年 東京オリパラ」「2025年 大阪万博」に向けてダイバーシティがより一層加速していく中で、これらの課題をインフラ「VIBLO by &HAND」とサービス「BLIND ATTENDANT」にて、解決へと導きます。
インフラ:VIBLO by &HAND ビーコン内蔵点字ブロックで視覚障害者の移動を音声でサポート
点字ブロックに LINE Beacon を内蔵した「VIBLOブロック」、「LINEアプリ」、オープンイヤーヘッドセット「Xperia EarDuo」を活用し、視覚障害者の移動を音声でサポートします。
サービス:BLIND ATTENDANT VIBLO を活用して視覚障害者が“うめきた”をご案内
視覚障害者の活躍の場として「うめきたの案内員」になって頂きます。VIBLOを活用した「道案内」はもちろん、LINE BOT を活用した「オススメの飲食店」や「電車の乗換え時間」の情報提供など、お客様のさまざまな要望にお答えします。
視覚障害者より「BLIND ATTENDANT」へのコメント
視覚障害者にとって安全な移動は大きな課題で、社会参加の妨げとなっています。使い慣れたLINEを利用して、初めての駅でも安全に移動ができれば外出機会も増えます。また、BLIND ATTENDANTとして健常者の道案内やお店をご紹介できれば、「社会の役に立てている自信」が持て、障害者のQOLに繋がると思います。実現が楽しみです。
多くの人は「障害者は何もできない」と思っていると思います。そして、障害当事者もそう思っている人がたくさんいます。今回のBLIND ATTENDANTで「目からウロコ体験」をしていただきましょう! そして、「今までの価値観を壊すことで広がる新しい世界」を、みんなで楽しみましょう!
健常者は目に入った情報をもとに歩いていると思いますが、視覚障害者は「頭の中に描いた地図」で歩いています。視覚情報が得られない分、細かい所まで地図が頭に入っていることがあります。意外と視覚障害者はガイド役に向いているのかもしれませんね。
障害者はサポートされる側が多く、サポートする側に回る機会はほとんどありません。BLIND ATTENDANTが実現したら、「自分も人の役にたてる!」と実感できる良い機会になると思います。
視覚障害者には、一人で外出したくてもさまざまな不安を抱えて外出できない人が多いです。私も、その一人です。点字ブロックが行く方向を教えてくれる安心感。困ったらLINEでサポートを受けれる安心感。このサービスが実現したら、私たちの世界は大きく広がるのです。
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